レシピの名前が健康を左右する

こんにちは!KDのMariです♪

 

KDでは健康教育として、解剖学や体に起こる現象(睡眠とか生理とか)の学びをお届けしていますが、それと必ずセットにして提供しているのが「クッキングレッスン・レシピ」です。

健康を維持するためには、知識とアクションが必要なので、学び、そして体に健全に働いてもらうための「食における解決策」をセットにしています。ちなみにKDがレシピを作っているプロジェクトは2つあり、1つは「KD Kitchen」。もう1つは「KD Seed」。共に無添加、素材丸ごとを使う、白い砂糖、乳製品、精製した穀物は使わないという条件は徹底し、さらにKD Seedは三大アレルゲン対応を採用しています。そしてKD KitchenはNY在住の元ミシュランシェフ、KD Seedはヘルスコーチ(私)とKDの管理栄養士さんが作っています。KDのレシピは今や200以上ありますが、健康な子供や大人はもちろん、癌や潰瘍性大腸炎、糖尿、高血圧、脂質異常症、肝機能異常、慢性蕁麻疹などの病気を抱えた方の改善にも役立ててもらえてきました。


レシピの名前の重要性

これらのレシピを翻訳したり、レシピ名をつけたり、まとめあげたりしているのは私なんですが、めちゃくちゃ大切にしていることの1つに「レシピの名前」があり、食べたいな、作りたいなと思ってもらえる、つまりアクションを促して結果に繋げられるよう意識しながら、名前をつけることをいつも大切にしています。

レシピっていろいろな名前をつけることができて、目的をハッキリさせたりすることもできますよね。例えばロールキャベツに目的を持たせるなら「糖質制限・ロールキャベツ」とか「便秘が改善するロールキャベツ」とか、他にも「糖尿患者向け・ロールキャベツ」とかね。

で、皆さんに質問です。これらの名前を聞いて、どんな風に感じますか?美味しそう!是非作りたいって思いましたか? 

もしかしたら自分には必要のないレシピだなと思う方もいたかもしれません。

ちなみに私はこういう名前を聞くと「美味しくなさそう」とか「食欲が湧かない、食べたくない」というよう気分になります。レシピの名前には意欲を上げたり下げたりする効果があるので、慎重に選ぶ必要があるなと常々思っています。

皆さんはどう思いますか?


食の効果はとても広い

食材や栄養、体というシステムを健全に働かせるためには何が必要なのか?を学べば、材料や分量を見るだけで「こんな効能、効果があるなぁ」というのも分かるようになってきます。例えば野菜を多めにして作れば「食物繊維たっぷりだから血糖値の急上昇を防いで糖尿病の方も安心して食べられる」とかね。他にも全く同じロールキャベツであっても、食物繊維が多いから「腸内環境が良くなって免疫力が上がる」とか「透明感あふれる美肌効果バッチリ」とか。同じロールキャベツでも、食材の栄養や効能、体への働きを知れば、皆さんが手にしたい、健康、回復、美容、予防など、なんでも多岐に活用させることができるんです。食べ物ってすごいし、知識はやっぱり役に立ちます。

先日、近所に住む実業家のお友達「ドンさん」と家の前のビーチでお話ししていて、彼が言ったことが印象的だったんですけど「ほうれん草があったとして、その栄養について科学的に難しい言葉をツラツラ並べて話す大人は多いけど、最も大切なことは、それを食べたいと子供から大人まで思わせ、行動させられるかどうかだよね」と言ったんですね。いや、これほんとですよ。イギリスの諺に「馬を水辺に連れて行くことはできるけど、馬に水を飲ませることはできない」というのがありますが、まさに本質は同じですよね。健康維持を目指した食は「これいいよ」というような、目的をバーンと出してくるものが多いですけど、継続した行動をとるかどうかは本人次第だし、いい、悪いじゃなくて、行動したくなるように仕掛けることが大事だなって、いつもいつも思っています。 


本人が喜んで結果を出す仕掛けを作る

人間は幸せになるために生まれてきているので、大切なことを「やりたい!そうしたい!」とワクワク喜んでできるように、自分で選んでるという感覚を持たせることがとんでもなく重要です。。というのはいつも言ってることですが、さらに結果を出すために継続が求められるなら、継続を促す観点でプログラムなどを作らなければいけません。そういう意味では、レシピの名前1つにしてもすごく大切で、体に入れるものを「作りたい!食べてみたい!」と思わせ続けないといけない。これまでチリコンカン、シャケと野菜の蒸し焼き、チキンカレーなどのレシピを出してきましたが、それらの名前が

  • 無添加、安心のチリコンカン

  • 糖尿病向け、シャケと野菜の蒸し焼き

  • 三大アレルゲン対応、チキンカレー

なんて名前だと、あー、つまんない、全然作る気しない!となる、、私は。笑。だからこんな名前をつけるんです。

  • Oh Yay!チリコンカン

  • うま味溢れる!シャケとたっぷり野菜の蒸し焼き

  • まんぷく!チキンカレー

たとえ糖尿病の人であっても、自分が病気を抱えていることを忘れるくらいの食事にするのがいいなって思っています。1日数回起こる食事の度に、「これは糖尿病の人向けです」なんて毎回言われたら、あなたは病気ですよ!と刷り込みしてるようなもんじゃないですか。「私は病気、私は病気、、」そんなマインドセットではなかなか治らないような気もします。病は気からなんて言葉もあるくらいだし。それに病気がリマインドされる食事は楽しくないじゃないですか。他にもこれは健康にいいから食べる!というエネルギーを毎度毎度与えるのではなく、美味しいしワクワクしてたら、知らない間に健康になって、病気も治ってた!とか、私が好きで選びたいものが、心と体がハッピーになるもの!みたいな感覚になれるように仕掛けるのがすごく大事だなって思うんです。だからその一つのアクションとして、レシピの名前を丁寧に選ぶことをいつも大切にしています。

 

みなさんが選びたいレシピにはどんなエッセンスが盛り込まれていますか?


そんなこんなで、10月も楽しいKDは役立つ楽しめるクラス目白押しです。続けていると、楽しんでいる間に健康を手にしていますよ!申込みはコチラから♪

 

Healthy is Sexy. Healthy is Smart!

 




KDヘルスコーチ:Mari ;)

 

Mari Kuroda

NY & ハワイ在住。Karada Detox CEO。ホリスティックヘルスをベースとしてアプローチでヘルシーなライフスタイルを提案。ヘルスコーチング・クッキングレッスン・医療機関向けの健康教育・幼稚園の給食監修と献立作成事業・医療従事者とタッグを組んだ教育活動、子供と家族向けの食育と健康レッスン、ヘルスエデュケーター育成、ワークショップ開催などをグローバルに展開している。

https://www.karadadetox.com/
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