がん腫瘍が消滅した、KD流のホリスティックヘルスアプローチ②
みなさん、こんにちは!KDのMariです♪
今日も、ヘルスコーチが思うあれこれを書いてみようと思います。
KD流ホリスティックヘルスのアプローチで、がん腫瘍が消滅した②
さぁ、今回は、前回の続きです。前回分を読んでいない方は、ぜひこちらを読んでから♪
ショッピングツアーへ・清美さん、最初の不安
プログラム前には、どのようにしてプログラムを実践するか、、という説明があります。やり方を伝えるのはもちろん、日々飲んでもらう野菜ジュースや食事の摂取方法、オススメの食材や調味料なども、丁寧に説明します。清美さんとは同じハワイにいたので、ワイキキにあるヘルシーな食材が揃うWhole Foodsにショッピングツアーへ行きました。(物理的に距離が近い方にはショッピングツアーを提供することがあります)
野菜、穀物(おすすめしたいパスタなど)、お肉、調味料、油などなど。ヘルシーな体を作るために役立つ食材を説明しながら、なぜこれがいいのか?という教育をセットに丁寧に紹介していきます。その時は2時間ほどお店にいたと思います。清美さんは私の話をしっかり聞いて、自宅に必要な食材を購入されていました。
そして帰りの車の中。清美さんがおっしゃった2つのことがとても印象的でした。
①前よりも食費が上がる
②タンパク質はどうやって摂取するのか
①の前よりも食費が上がることについて、プログラム当初はお金がかかると感じられていた清美さんですが、現在では「全然高くない」という感覚に変わられています。これは過去KDプログラムをやった方全員がそのような感覚に変わられていますが、主な理由は以下の3つです。
❶体や健康を学ぶことで価値感が変わる
❷実際に、お家で作って食べる方がかなり安くなることに気づく。
❸病気になった時に、健康を取り戻す医療費などへの支出が無駄だと感じる
気づきには個人差がありますが、でも共通する点としてはこんな感じです。
次に②のタンパク質へのこだわりですが、清美さんは看護師さんで、私たちの体の多くはタンパク質で構成されている、エネルギーになることも知っている。さらにこれまでタンパク質=肉や乳製品を摂取して補うと思っていたからこそ、野菜が多くなることはタンパク質が不足すること、、と心配になったようです。実際、清美さんのお家ではランスが毎週末庭でグリルしたステーキ、バターを1本入れたマッシュドポテトを作っていたそうで、もちろんそういうものばかりを食べられていたわけではありませんが、お肉の摂取量などはKDライフスタイルを始めることで「これまでより減った」ため、心配してしまったそうです。でも栄養面はパーソナルヘルスコーチが丁寧に見ているので大丈夫です!さらに、これまでのあり方=ベストな状況ではないということに気づくことも大切です。これまでのあり方が病気につながったのかもしれないのですから。。
ここでのポイントは「人は変化に不安やおそれを抱く」ということですね。この辺もヘルスコーチがそばにいれば極力不安を抱えずに済む、そして安心していられるだろうなと思います。
シンプルな4つの取り組みとダイアリーがゲームチェンジャー
色々な思い込みがあった清美さんですが、KDBが始まって、毎日のように私とお話しをしながら学びを重ねられました。日々つけていただくダイアリーでは、ランスが何を食べたか、運動は何をしたか?排便はどんなものだったか?心の状態は?などなどを詳細に書き記していただき、それにヘルスコーチの私が細かく、細かく、それは細かく(笑)レビューをつけていきます。
私がさせていただくレビューとして、
①食、飲み物、嗜好品など:
食べているもの、使った食材を詳しく書いていただきます。それに対して栄養のバランスが摂れているか?も、もちろん見ますし、栄養や効能の話も沢山盛り込みます。他にもメニューの提案、美味しくできそうなレシピやおすすめの食材なども紹介します。清美さんと一緒にレシピを一生懸命考えたり探したり、レシピリストを送り合ったのを覚えています。パーソナルコーチングだと一人一人状況が違っても、その人に合った対応ができます。パーソナルの醍醐味ですね。 ↓の写真は、サイトで見つけてきたレシピをランス用にアレンジしている清美さんの愛です。私に報告してくれ、材料をチェック!うん、これなら美味しそうにできること、間違い無しです♪
②運動:
若い頃は筋トレに励んでいたランスでしたが、当時は運動習慣はゼロ、そして肥満状態であったため、できるところから少しずつ、、ということでウォーキングからスタートしました。仕事が終わったら片手に水を持ち、お嬢さんと一緒にウォーキング。体はもちろん、心を慣らすためにも少しずつ始めることはとても大切なことです。慣れてきたら水を2本両手に持って、ウェイト代わりにして歩いてもらう提案などしました。そして少しずつ負荷を増やしていき、最終的にランスは自らお家のガレージにジムを作り、昔楽しんでいた筋トレができるようになりました。
③睡眠:
健康をクリエイトするために良質な睡眠は欠かせません。寝る前にiPadでネットサーフィンをするのが習慣だったランスですが、電子機器から発せられるブルーライトは眠気を阻害してしまう大きな要因になるので、もし何かを見たいなら読書にしましょうと提案しました。さらに、睡眠前に心の健康にも取り組んでもらい、彼の「寝る前にやること」の内容が大きく変わり、これが良質な睡眠へとつながりました。
④心の健康:
ランスだけでなく、ランスを支える清美さんが一緒に心の状態を整えるために、夫婦一緒にできるものをやってもらいました。まずは夜寝る前に、お互いに感謝の言葉を述べ合ってもらう。ランスからは「いつも食事を作ってくれてありがとう」などがありました。清美さんからは「いつも家族のためにお仕事してくれてありがとう」などでした。他にもお互いへの感謝はたくさん!本当に素晴らしいことです。これに加え、清美さんはランスに「アロママッサージ」をしてあげていました。これは最高の”治療”ともなります。ボディタッチなどにより分泌される神経伝達物質「オキシトシン」は、人に安心感やリラックスした気持ち、自律神経を整える、免疫力の向上など、病気の改善や健康維持に大いに立ちます。さすが看護師の清美さんだなぁ、、と思いました。清美さんは人を思う心が人一倍強い方ですが、彼に与え続けたマッサージ=ボディタッチが彼の回復に大いに役立ったのは間違いないだろうなと思います。
⑤その他:
他にも、排便の様子やQ&A、なんでもいいから伝えたいことなど、とにかくその人の生活や心を分かち合い、良いエネルギーを保てるよう細やかに確認とサポート、提案を行いました。時にはスーパーマーケットから電話がかかってきて、この食材は買っても大丈夫ですか!?なんて。こういうちょっとした時でも細やかな対応ができるのがパーソナルコーチングの醍醐味ですね。(もちろんすぐに出られないこともあるんですが、気づいたらすぐに対応しています!)
当人ではない方と二人三脚を組むこともある
クライアントさんは一人一人抱えている問題も性格も違いますので、私も毎回沢山勉強をさせてもらえます。清美さんのケースで学びが大きかったポイントは「当人ではなく、当人を支えている方と二人三脚を組んだ」ということ。
ランスは日中仕事をしていますし、家族の食事を作るのはランスではなく清美さんで、家の中の「役割」があるんですよね。なので私、ヘルスコーチは、その役割の人に対してもしっかりコーチングする必要があるということ。病気になったとしても、その人が改善するためのアクションの大きな鍵を握る人物が当人じゃないことも当然ありえるわけです。これが私にとってはかなり新しい体験となり、ヘルスコーチとして大きく成長できるきっかけとなりました。
年2回開催しているKDのバーチャル病院「KDホスピタル」という寸劇てんこ盛りの爆笑クラスがあるのですが(笑)、KDの医療チームとそれを最初に作って驚いたのが、病院では患者さんとやり取りをする時に「患者さん+その人のキーパーソン」となる人を把握しておくということ。たとえば入院患者さんなら、その人をいつもお世話する家族の娘さんとか。。。今となってはその意味がとてもよく理解できますし、自分が病気になることを想定する時、自分のキーパーソンになる人は誰だろうと考えておく必要もあると思います。(人間関係、大事にしておきましょう。。というか、病気にならないようにしましょう。苦笑)
とはいえ、絶対的に本人が自覚するべきである
清美さんのケースでは、清美さんと密に連絡をとっていた私ですが、でもランス本人が健康になりたい、結果を出す!と決心していることが大切であり、30日間、ただヘルスコーチが提案し、清美さんが作る食事を食べる、言われた通りに運動するでは全然だめなんですよね。本人が問題解決したいと一番強く思ってなければね。でないとサポーター達はゴールが分からず右往左往です。
本人が自覚するべきである、、、これについて、一番そばにいる清美さんは色んな工夫をされていました。たとえば食事に玄米が使われていたら、テーブルに並べられた食事と一緒に玄米の栄養や効能が書かれたプリントを置いておく。そうすれば、今まさに食べるものが彼の体の中に有効的に働くという学びや感覚も持てるし、食べるものへ意識も払うようになる。他にも清美さんの愛溢れる行動から家族を巻き込んでいるという理解できるだろうし。彼は色んな角度から自分の置かれた状況を自覚し、なんでこれをやっているのか?という目的意識もはっきりさせることができただろうと思います。下の写真は実際に清美さんが作られていた食事とプリントの写真です。家族みんなが一丸となって、ランスを生活の中で治療をしているのが分かりますよ。愛の力ってこういうことです。病気にならないのが一番ですが、こうやって支えてくれる家族をいつもいつも大切にしなきゃですね。。
私は週に一度訪問し、気持ちの確認などを行い、何かできることはあるか?困ってることはないか?などなど色々話して、あなたの家族のそばにはプロがいるからね、安心してね、を感じてもらえたらと思っていました。
というわけで、「がん腫瘍が消滅した、KD流のホリスティックヘルスアプローチ②」は、今回はここまでです。次回は「その③」として、3週間で見え始めた、ランスの劇的な変化をご紹介します。
もし具体的に話を聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、ウェブサイト下部にある無料カウンセリングで予約をしてくださいね。少しでもお役に立てることがあるかもしれません。 ランスの病院の検査結果や経緯などを表記したケーススタディはこちらからご覧いただけます。
【大切なこと】今回のがん腫瘍が消滅したというストーリーは、結果を伝えているのみであり、このアプローチで絶対に治りますよと言ってるものではありません。みなさんが必要だと感じる治療やアプローチを選ばれることが大切です。KDはヘルシーな心身をクリエイトするライフスタイルを習慣化させるお手伝いをしているのみです。それによる体の反応や結果は個人差があります。
★「KD Body」ランスと清美さんのファミリーが体験した30日のパーソナルプログラム
★「KD Body + Medical Group」ヘルシーなライフスタイルとメディカルサポートが受けられる5週間のプログラムは3/19からスタートします!今不調を抱えていらっしゃる方、ぜひご利用ください。
今日も読んでくださりありがとうございました。幸せに生きるために絶対必要な健康な心身。今日も手に入れて、希望する生き方を主体的に手に入れていきましょうね。
KDヘルスコーチ:Mari ;)