教育とは、教えて育てること
こんにちは！KDのMariです♪
私がヘルスコーチとして本格的に活動を始めたのは約12年前。パーソナルコーチから始まり、次第に教育活動に力を入れるようになりました。
12年前にパーソナルでクライアントさんに肥満や脂質異常症など、生活習慣病の改善結果を出している頃、周りから次第に「あなたのように、これを教えられる人を増やさないとね」と言われるようになりました。え、これをシステム化させて、私のような人を増やすということ？（しばらく考える）
いやいや、無理無理無理！
これが当時の私の反応でした。理由は、私の頭の中にあるものを形にすること、それに必要な行動量を考えると、ノースショアの大波に（出た！）飲まれるような気の遠くなる作業になると予測ができ、スーパー圧倒されて無理！というか、絶対大変になるからイヤ～！という反応になりました。
そしてもう１つ。KD Bodyのコーチングでは心をとても大切にしています。沿っていくプログラムはあるんですが、人間はロボットではありませんので、これをやっていればいいというものではない。しかも「ヘルシーで幸せ」という「形のない、心で感じる感情」がゴールですから、心という目に見えないものを扱うことは至難の技である。心はその人の生い立ちや経験の中で培われるものであり、私が提供している種類の心の幸せを提供できるような、私のコピーは作れないだろう、、だから無理だ！という気持ちや考えがありました。
さぁ、教育者を増やすぞ！
しかし、クライアントさんにガイディングをし、日々食べる食事やレシピの提案をし、体や心のことを学び、考えてもらったりしながら沢山の方が幸せになっていく姿を見ていたら、健康で幸せになる人が世界中に増えたらどれだけ素晴らしいだろう、、と思うようになりました。そして世界中に何億人といる人を私一人で健康に導き、幸せにすることは到底不可能だということにも気づきました。
私という存在は唯一無二だから同じような人は当然ながら絶対に作れないけれど、マインドの足並みを揃え、その人が持つ美しい考えをもっと引き出したり、その人らしさを発揮してもらいながら輝けるような舞台＝ツールを私が提供できればいいのではないか？その人らしさを活かし、KDのツールを使ってもらいながら、その人の周りの人が健康で幸せになれば良いんだよ！ということに気づき、私は覚悟を決めました。
「よし、教育者を育てよう！考えの足並みを揃えるために資格という形にして！Healthy is Happyを世界中に広げよう！」
そうして私はKDの資格プログラムを作り始めました。
何層にもなっている教育：教育をするために、教育できる人を増やす
私にとって、資格を作ることの目的は、学びを届けられる人＝教育者を増やすことです。
そして「教育」という言葉をバラバラにしてみると「教えて育てる」と書きますが、改めてそれを見ると、教育はなんて素晴らしく大切なものなんだ、、ということにも気付かされます。
というわけで、覚悟を決めた私は、教えて育てられる人を、教えて育てるという、書いていたらなんのことか分からなくなりますが（笑）、要は何層にもなっている教育システムを作ることにしたのです。
健康のプログラムを作ることにおいて大切なことがあるのですが、それが、正しい、正しくないも大事なんですが、やりたいという気持ちを生むようなものを作らないといけないということです。健康の維持や達成は継続が求められますから、人間が欲しい快楽＝快い、楽しいといった感情を溢れさせて、やりたいという気持ちの上に行動をのせた方程式を軸にしないといけないわけです。となると、健康とは一見関係のないような、おしゃれー！とか、ワクワク！とか、チャレンジがあるというドキドキや、分かる！といった有能感のエッセンスを盛り込むことはとても重要なわけです。正直健康が大事というのはみんな分かっていますが、それでも病気になるような選択をする人が多いのは、健康の取り組みにおいて、こういったエッセンスが欠落しているからだと思っています。というわけで、これらをまとめて形にしていかなければいけない。。。
うわー！やることがいっぱい、気が遠くなる作業だー！
私のこだわりが私を苦しめる
作業において、その壁をどんどん高くしているのが「私のこだわり」です。私がワクワクできるようなものじゃないとダメとなると、料理をつくりだすことにワクワクポイントがない私が作るレシピではなく（詳しくはこちら）、ミシュラン出身シェフ、シンプル簡単最高！のマットのレシピがいいとか、私が編集するビデオじゃなく、映画を作っているレベルのビデオグラファーじゃないと納得できないとか、私がワードファイルでまとめたダサいレシピプリントではなく、プロのグラフィックデザイナーさんが作った美しくワクワクするレシピプリントじゃないとダメとかね。当然ながら、質を上げればお金もかかるし、色んな壁が高くなる。
うわー！作業の壁を高くさせているのは私だー！
白目ボタンスイッチ発動
というわけで覚悟を決めて動き出しましたが、自分のこだわりが目の前の壁をどんどん高くするばかり。まぁ、でも形にするなら大変大変！ばかり言ってられないわけで、壁を１つ１つ乗り越えていかなければいけない。自分が納得できるよう、妥協せずに壁を乗り越える。うんしょ、うんしょっ！
そしてシェフやビデオグラファーといっても結局は人との繋がりでできるものなので、そこには感情も絡み合うし、色んな意味で、うんしょ、うんしょ、うんしょ！！なわけです。笑
時にはノースショアのような大波がやってくることもありますし、そうなったら邪魔になるのが私の「うへーん、、辛い～」という心で感じている感情で、しかしこの感情に行動を抑制させてる場合ではない。エクササイズなんかもそうだなと思いますが、やらないといけないけど、やりたくないという、結果までの行動を阻んでしまう感情がむくむく出てきたりしますよね。これが出てきた時は白目ボタンスイッチ発動！プシュー！
感情無視。感情いらん。淡々、淡々とやる。ただひたすら作っていく。
そうやって作ってきた、KDの、教育者を増やすプロジェクトなんです。
（*写真ウェブサイトからお借りしました）
なぜ健康教育が必要なのか
なぜ健康教育が必要なのか？無知が原因で問題が沢山生まれるからです。体のことをちゃんと知っている人ってすごく少ないです。なぜか？そういう教育がなされてないからです。
前はこれについて「なぜ義務教育で教えないんだ～！」なんてワーワー言ってた私ですが、ワーワー言ってるだけで解決策を作り出さないという、一番私が好きではない在り方になっていました。ま、それもあったからこそ教育を作り出そうというステージに来れたし、それはそれで大切な感情だったな、、とは思いますが。
資格やメディカルチームを作って、現役のドクターやナース、保育士さんと共に健康教育を届け続けて今思うのは、一人一人が学び、その人なりに考え、主体的に健康と幸せを維持する力を持てるきっかけを提供することが、とても大切ということ。
KDの健康教育を受けてくださった方が、健康は大切とは思っていても、途中でジャンクフードにハマる時期もあるかもしれないし、ストレスでお酒をガブガブ飲んで肝機能異常と診断を受けることもあるかもしれない。だけど私の経験上、健康は大切だということを一度でも丁寧に学んだり、それに気付けている人、そして主体的に健康を維持する力を持った人は、横道にそれるようなことがあってもちゃんと戻ってくるし、戻ってこれるんですよね（とても大事なこと）。
それについて、先日Dr.サチコとお届けした「KD Seed（大人向け）・神経の学び＆ごはんがすすむ！ひじきのふりかけ」の最後のまとめで、偶然そんな話になりました。よかったら見てみてください。
教育は、受け身なようで、受け身ではないです。自分自身が、自分に教えて育てようと決めて、教育を受けることを選ぶ、とても主体的なものです。そして学んで自分が知識とスキルを獲得できれば、それを他者に教えて育てることもできる。
石を水に落として水面に波が広がっていくように。特に子供においては、大人が丁寧にその石を愛情いっぱいに落としてあげられるようになるといいなと。
大切だから、、より、そういう石を落としてあげたいな♪ という感情が芽生える人を増やすことも、教育のプロジェクトを作っていく私の使命であると感じています。
読んでくださりありがとうございました。
今日もヘルシーで素敵な1日をお過ごしください♪
★ KDの教育者育成・エデュケーター資格講座
★ KD Bodyプログラム
KDヘルスコーチ：Mari ;)
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